【五月人形売るなら】骨董品買取での相場・価値・取引事例をご紹介！

「古い五月人形を処分したいんだけど、どうしよう」「この五月人形って価値があるのかな？」

五月人形は端午の節句に出す飾り物で、武者人形の他にも兜や鎧飾り、桃太郎や金太郎、あるいはキャラクター物の人形まで幅広く存在します。

必要がなくなった五月人形の処分を考える方も多いのですが、実は五月人形は種類によっては骨董品・美術品として価値が付き、骨董品買取業者で売れる品も存在します。

また、近年ではリヤドロやノリタケ、ウェッジウッドといった食器ブランドも節句の品を出すようになり、こちらはブランドとしての価値が評価されて買取価格が付く例が多く、大半の骨董品買取業者でも査定対象として扱っています。

まずは、1点の五月人形がどれだけ高額で取引されているのかの参考情報として、過去10年間でヤフオクで落札された五月人形の情報をTOP3を紹介します。

なんと1位の古い鎧兜は32万円もの価格で取引されていて、2位・3位ともに30万円以上の価格が付いています。

上位100件の平均落札価格も”178,296円”となっており、こうした取引事例からも、価値が高い五月人形になるといかに高い金額で取引されているのかが伺えるかと思います。

そのため、家に眠っている五月人形も実際に査定を受ければ、数万円～数十万円という買取価格が付く可能性も十分にあります！

では、五月人形の買取価格は大体いくら位になるのかも続けて紹介していきます。

その後に五月人形の高価買取が期待できるおすすめ買取業者も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

基本的に高額な買取価格が付く五月人形は「作家物」「有名な工房の作品」であることがほとんどです。

ですが、古い時代に作られた五月人形なら作者不明の品でも骨董品・古美術品としての買取価格が付くこともありますし、プロの査定を受けることで有名な作家作品だと判明する場合もあります。

けれども五月人形を見て制作時代を特定したり、誰々の作品だと判断するには専門的な鑑定眼が必要ですので、素人が価値を判断するのは非常に難しいです。

そのため、価値が知りたい五月人形をお持ちの場合は、一度は専門家の査定を受け、価値をはっきりさせておくことをおすすめします！

ここでは「五月人形」とは一体どんなものを指すのか詳しく紹介していきます。

五月人形は、端午の節句(菖蒲の節句)に出す飾り物のことです。兜飾りや鎧飾り、武者人形や大将人形、鍾馗(しょうき)人形や神武天皇人形、金太郎や桃太郎、牛若丸の人形まで種類は様々です。

また、ノリタケやリヤドロ、ウェッジウッドなどの陶磁器メーカーも五月人形や節句の品を販売していて、近年ではそういった五月人形も人気です。

端午の節句の歴史は古来中国にまで遡り、当時では5月は”物忌みの月”と呼ばれ、盛んに厄払いが行われていた月でした。

そして、5月は様々な植物が青々と茂る季節であることから、その旬の植物から生命力を分け与えてもらおうと誕生したのが「端午の節句」です。日本では平安時代から「菖蒲」を魔除けとして使い、端午の節句になると菖蒲湯に入っていたりしたそうです。

その後、時代が変わり武家社会になると菖蒲を”尚武”と掛け、5月5日を尚武の節目とし、様々な祝い事や式典を行う文化が広まりました。また、梅雨入り前のこの時期は、虫干しのために鎧や兜を外に出していることが多かったので、端午の節句＝鎧兜というイメージが定着していきました。

また、当時では男の子が生まれると馬印や幟(鯉のぼりの原型)を立てるようになり、そうした発想から様々な節句の品が生まれ、五月人形へと変化していきました。

五月人形には色々なレパートリーがありますが、基本的に「1人あたり1つ」ですので、そこまで大量に増えるものではありません。ただ、かさが大きくて立派な作りのものも多く、ごみとして無下に捨ててしまうのも忍びないと、良い処分方法を探されている方も多いです。

五月人形は、特に何歳まで飾るという決まりはないので毎年飾っても良いのですが、大人になるにつれあまり飾らなくなるというお家が多いようです。

現に、五月人形は子どもの健やかな成長を願うためものですので、無事に成長した時点で役目を終えているという説が有名です。

そのため、お子様が成長して次第に五月人形を飾らなくなっていったのならば、処分や買取を検討し始めても全く問題ありません。

五月人形の買取なら、人形関連の骨董品に強い買取業者がおすすめです。

当サイトで五月人形おすすめ買取業者として紹介しているのは、次の「バイセル」です！

バイセルは坂上忍が広告塔を務め、テレビCMでも広く知られる大手の買取業者です。様々な品物を買取している総合買取業者ですが、特に骨董品の買取にも力を入れています。

リサイクルショップではなく価値をベースに査定してくれる買取業者のため、買取相場例も高いものが多く、陶磁器・絵画などで221000円、食器類が138000円と、高額な買取実績も豊富です。

バイセルは北海道から沖縄県まで全国対応で買取を行っていますし、出張買取・宅配買取を専門とする業者なので、わざわざお店まで五月人形を持って行く必要もありません。

メール査定などのオンライン上の問い合わせでも手軽に買取の可否や買取価格が分かりますので、敷居も高くなく気軽に利用できますし、バイセルは2019年にはマザーズ上場を果たした大手業者で、コンプライアンス面でも更なる向上が期待できます。

そして、五月人形以外にもいろいろな骨董品をまとめて売りたいと考えている方は、当サイトで紹介している骨董品全般の総合的なおすすめ買取業者ランキングも参考にしてください。

こちらの詳細や各骨董品買取業者について詳しくは次のページで紹介しています。

「捨てようかと思っていた五月人形が売れるの？」

五月人形の中には価値が高いものがあり、有名ブランドや工房の品、人間国宝に認定されている人形師が手掛けた品まで多くが存在します。

もちろん売れるかどうかは五月人形の種類にもよりますが、価値の高い五月人形を知らずに捨ててしまったり、迷った末にそのまま処分してしまうのは非常にもったいありません。

確かに数十万円単位で取引されるような高級な五月人形になると稀ですが、数千円～数万円の買取価格が付くような五月人形なら、一般家庭に眠っている可能性も十分に現実的です。

また、仮に売れない五月人形だったとしても「価値があるかも」と悩み続けるより、専門家から「骨董品としての価値はありません」ときちんと明言されてから処分を考え始めた方が、気持ちの面でも整理が付くのではないでしょうか。

現在の買取サービスは非常に進化していて、スマホカメラの普及によってメール査定の精度も飛躍的に向上しました。また、わざわざ店舗に出向く必要もなく、玄関先で査定を行ってくれたり、小さい物であれば宅配便で送付して査定してもらうことも出来ます。

価値が知りたい五月人形をお持ちであれば、まずは問い合わせフォームから手軽なメール査定を利用されることをおすすめします！