赤珊瑚の置物や宝石は高く売れる?
珊瑚は昔から加工素材として使用され、置物や彫刻といった嗜好品に加えて宝飾品や装飾品として流通していました。
そして、珊瑚の代表ともいえるのが多くの方がイメージする「赤珊瑚」でしょう。
赤珊瑚自体の品質(グレード)により価値はピンからキリまでありますが、彫刻や宝飾品として加工されている赤珊瑚製品であれば十分に高価買取が期待できます
特に作家の作品や共箱にしまわれた赤珊瑚製品であれば骨董品としての価値も十分に期待できるでしょう。
まずは、赤珊瑚の製品にどれほど高い価値があるのか参考情報として、過去10年間でヤフオクで落札された赤珊瑚の情報TOP3を紹介します。
※当サイトでは血赤珊瑚と赤珊瑚は分けて紹介していますので、血赤珊瑚については次のページを参考にしてください。
赤珊瑚の落札価格TOP3
画像 / 品名 落札日 / 入札件数 落札価格 赤珊瑚 サンゴ 原木 オブジェ 置物 鑑賞 重さ本体のみ、体重計にて1.5kg 高さ26cm
2019年3月16日 / 215件 9,600,000円 天然本珊瑚保証 紅赤珊瑚馬上関羽像 大型513g 象嵌木製台
2017年9月1日 / 182件 2,057,001円 妹尾隆正 本珊瑚 「獅子香爐」 480.5g 桐箱付き
2018年1月28日 / 59件 1,721,000円
1位の赤珊瑚は900万円越えと非常に高い価格で取引され、2位・3位の赤珊瑚も200万円前後もの価格で取引されています。
上位100件の平均落札価格も”1,232,833円”と血赤珊瑚と比べても高額な事からも、赤珊瑚製品が高い価値を持つことは分かるかと思います。
本来、素材としての価値は赤珊瑚よりも血赤珊瑚の方が高いのですが、血赤珊瑚は赤珊瑚のような大きなサイズの原木が採取できない事から、単純な取引価格ランキングでは赤珊瑚の方が高額な結果となりました。
ただし、これはあくまでも高額落札価格のTOP3なので、次は赤珊瑚の買取価格はどれくらいになるのかも事例を紹介していきます。
その後に赤珊瑚の高価買取が期待できるおすすめ買取業者も紹介していきますので参考にしてください。
赤珊瑚の買取価格一覧表
画像 / 品名 | 種類 | 買取相場 |
---|---|---|
赤珊瑚 原木の置物 |
置物 | 80000円 | 100000円 |
赤珊瑚 香合 |
茶道具 | 20000円 | 30000円 |
赤珊瑚 ルース |
宝飾品 | 60000円 | 80000円 |
こちらが赤珊瑚の買取価格例ですが、オークション落札価格トップ3とまではいきませんが十分に高い買取価格という事が分かるかと思います。
高く売れる赤珊瑚の特徴は2つ、「珊瑚自体が宝石のように質が良い」「サイズが大きいかどうか」です。
例えば、上記の「原木の置物」ですが、珊瑚の品質が上がり血赤珊瑚と呼べるレベルであれば30万円以上の買取価格も期待できますし、サイズがより大きければ比例するように買取価格も上がります。
ただし、手元の赤珊瑚の品質の判断は分かりづらく、また価値の高い赤珊瑚作品は贋作も出回っているので本物かどうかの判断も困難です。
ですので、赤珊瑚の品物を見つけた際には骨董品に精通している専門家に相談してみる事をおすすめします。
当サイトでおすすめしている福ちゃんや日晃堂は買取業者ですが、無料WEB査定や珊瑚に関する無料相談も受け付けていますので、気軽に赤珊瑚について相談が可能ですよ。
赤珊瑚とは厳密にはどういうもの?
赤珊瑚とはその名の通り「赤色をした珊瑚」のことですが、単に赤い珊瑚を指すのではなく、地中海で採れた日本産ではない赤珊瑚を指す場合もあります。
赤珊瑚は主に地中海沿岸で採取され、採れる国としてはイタリアやフランスを中心にスペインやアルジェリア、ギリシャなどでも採ることが出来ます。
赤珊瑚の他に「サウジ(サルディ)」や「胡渡り」などと呼ばれることもあり、これはイタリアのサルディニアという島で良い赤珊瑚がよく採れたことに由来します。
「胡」とは中国語でペルシャやペルシャ民族という意味も持ち、「胡渡り」ペルシャを含む西方から伝来したものと訳することが出来ます。
日本における地中海産の赤珊瑚の歴史は非常に古く、だいたい聖武天皇の時代には既に伝来していたとされ、なんと正倉院に保管されている中にも地中海珊瑚が存在しています。
ちなみに日本の血赤珊瑚が初めて採れたのが1812年頃とされていますので、今や珊瑚の名産地として有名になった日本よりも長い歴史を持っていることになります。
日本産の珊瑚には白色のフがありますが、地中海で採れた赤珊瑚には「フ」がありません。
他に枝の生え方や透明度が若干違うなど細かな違いは多々ありますが、既製品の場合、一般的にはフの有無で判別されることが多いようです。
しかしフが出ないように高度に加工された血赤珊瑚もありますので、色合いやこれらの要素を複合的に見て鑑定が行われます。
日本の血赤珊瑚の原木は綺麗な扇形をしているため、そのままの形状で観賞物としても重宝されるのですが、地中海産の赤珊瑚は主に彫刻やアクセサリーなどに加工されるのが一般的です。
地中海の赤珊瑚は日本産の血赤珊瑚と比べて浅い海域に生息しており、だいたい50から200メートルの海底に生えています。
他の珊瑚と比べると硬度はそれほど固くないため、大きな傷が出来てしまったり内包物が出来やすくなってしまいます。
これらの欠点はだいたい浅い海域で採れたものに多いため、良質な赤珊瑚を採るためにはだいたい70m以上の深さまでに潜らなければいけません。
赤珊瑚もだいたい2007年、2008年辺りから値が上がりはじめ、以前と比べるとかなり高い価格で売ることが出来ます。
血赤珊瑚ほど勢いの良い値上がりはないものの、だいたい2割から5割くらい価値が上がっているため、もし赤珊瑚の買取を検討しているのであれば相場の高い今が狙い目かも知れません。
赤珊瑚の買取でおすすめの買取業者なら!
赤珊瑚の買取であれば珊瑚の買取に強い買取業者がおすすめです。
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買取福ちゃんの情報まとめ
URL | https://www.fuku-chan.jp/ |
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買取方法 | 店頭買取 ⁄ 宅配買取 ⁄ 出張買取 |
買取依頼の費用 | 完全無料 |
対応地域 | 全国対応(一部宅配のみ) |
傷や汚れの状況 | 汚れていても買取可 |
受付時間 | 24時間受付 |
タレントの中尾彬さんと池波志乃さんがイメージキャラを務める福ちゃんが赤珊瑚を含めた珊瑚製品の買取では非常におすすめです。
珊瑚製品は「アンティーク価値」と「宝石としての価値」でも判断されることから、総合買取業者ながら骨董品買取にも高い専門性を持つ福ちゃんが最適なのです!
家整理の際に赤珊瑚の品物が見つかった場合には、いくらの価値を持つ赤珊瑚製品か把握する意味でも、福ちゃんの無料相談サービスを活用するとよいでしょう。
「価値を知りたいだけで電話するのもな・・・」と思われる方も大丈夫です。
福ちゃんの「WEB査定サービス」なら問合せフォームから写真と赤珊瑚の特徴を送るだけでOKです。
そして、赤珊瑚含めた珊瑚製品以外にもいろいろな骨董品やアンティークの売却を検討しているのであれば、当サイトで紹介している骨董品全般の総合的なおすすめ買取業者ランキングも参考にしてください。
おすすめ骨董品買取業者早見表
業者名 | 1位:福ちゃん | 2位:日晃堂 | 3位:バイセル | 買取プレミアム | 本郷美術 |
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買取価格 | ★7.5 | ★8.0 | ★6.5 | ★6.5 | ★6.5 |
スタッフ対応 | ★8.0 | ★8.0 | ★7.0 | ★7.0 | ★6.5 |
業者の信頼性 | ★8.0 | ★7.0 | ★8.0 | ★6.5 | ★7.0 |
口コミ・評判 | ★8.0 | ★7.0 | ★7.0 | ★7.0 | ★6.5 |
合計点数 | ★31.5 | ★30 | ★28.5 | ★27 | ★26.5 |
対応エリア | 全国対応 | 全国対応 | 全国対応 | 全国対応 | 全国対応 |
公式サイト | 福ちゃん | 日晃堂 | バイセル | 買取プレミアム | 本郷美術 |
「骨董品買取にも特化している総合買取業者」という事もあり、総合的な骨董品買取においても福ちゃんは非常におすすめです。
こちらの詳細や各骨董品買取業者について詳しくは次のページで紹介しています。
赤珊瑚は「とりあえず処分」してはいけません
「汚れた赤珊瑚の置物が出てきた」、こういった場合でも処分してはいけません。
倉庫での保存状況が悪く、薄汚れていたり「傷や欠け」が見られる場合、置物の価値は下がりますが売れないと決まったわけではないからです!
元々高価な価値をもつ珊瑚の置物やアクセサリーであった場合なら、傷があっても数万円という買取価格も期待できます。
その為、処分をするなら赤珊瑚の価値を知ってから検討するとよいでしょう。
福ちゃんや日晃堂が実施しているWEB査定や無料相談のサービスは手間もかからないので赤珊瑚の価値を知る為だけでも利用するのがおすすめです!