物置で茶道具が見つかったら買取してもらえるの?

茶道具の買取相場やおすすめ買取業者を紹介します。

「物置の掃除をしていたら箱に入った茶道具が見つかった。」

このように古い茶道具が家から見つかった場合、”これは売れるのか”、そして”売れるならどれくらい高く売れるものなのか”気になると思います。

”錆び”や”欠け”が酷かったり、汚れが目立つので業者にお願いして処分してしまおうと考える方もいるでしょう。

ですが、茶道具は数十万円で売れる可能性があるのでどれだけ汚くてもすぐに処分してはいけません。

ゴミとして処分してしまうと茶道具の量と種類によっては数万円単位で費用が掛かりますが、買取依頼をする事で数十万円の利益を得られる可能性があるからです!

まずは、色々な茶道具がどれくらいの価格で売れるのか確認していきましょう。

その後に茶道具の高価買取が期待できるおすすめ買取業者も紹介していきますので参考にしてください。

茶道具の買取実価格一覧表

画像 / 品名 種類 買取相場
十四代淡々斎作黒茶碗

十四代淡々斎作黒茶碗

茶碗 300000円
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500000円
龍文堂鉄瓶

龍文堂鉄瓶

鉄瓶 50000円
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100000円
中村宗哲作独楽香合

中村宗哲作独楽香合

香合 150000円
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200000円
青磁三足香炉

青磁三足香炉

香炉 20000円
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40000円
三輪休雪萩掛花入

三輪休雪作萩掛花入

花器 50000円
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80000円

ここで紹介しているように、茶道具と言っても色々と種類がありますが、高く売れやすい傾向にあるのが「茶碗」と「鉄瓶」です。

「茶碗」は茶道具の中では最も有名な道具の一つなので、作家物の作品が多く流通している事、「鉄瓶」は基本的な値段が高い事から、古い時代に作られたものであれば安定した買取価格が期待できるのです。

ですが、茶碗や鉄瓶でなくても「作家物」に該当する茶道具であればかなりの高価買取が期待できます

「作家物の茶道具」がどういうものなのかもご紹介します

作家物の茶道具ってどんな茶道具?

なんでも鑑定団といったテレビ番組で「作家○○の作品」といった事を聞いたことはないでしょうか?

作家物の茶道具とは文字通り「作家が製作した茶道具」の事を指します。

また、作家個人でなく有名な工房で造られた茶道具も作家物の作品として扱われることがあり、数十万円単位の買取価格が茶道具は大体作家物に該当します。

では、作家物かどうか見分けるポイントをいくつかご紹介します。

  • 共箱に「箱書き」がある
  • 共箱に「箱書き」がある
  • 作品に落款(サイン)がある
  • 作品に落款(サイン)がある
  • 鑑定書や”書”がある
  • 鑑定書がある

売りたい茶道具が上記のどれかに該当していれば、高く売れる茶道具の可能性は高くなり、鑑定書はついていない事がほとんどなので特に可能性が高くなります。(鑑定書の書式は様々です)

箱書き等を確認して、もし「柿右衛門」や「三輪休雪」のような有名作家の作品と判明すれば必ず処分せず大切に保管して買取依頼するようにしましょう。

ただし、落款や箱書きから作家を特定することは非常に困難なので、有無を確認できれば高額買取が期待できると思って大丈夫です!

ただし、茶道具によっては”落款の有無の確認自体”が難しかったり、”作家物でありながらあえてない”場合もあるので、上記に該当しないからと言って必ずしも安い茶道具だとは言い切れません。

ですので、茶道具を見つけた場合は、次でも紹介している実体験からおすすめする骨董品買取業者に無料相談することをおすすめします!

茶道具の買取でおすすめの買取業者はこちら!

当サイトでおすすめしているおすすめの茶道具買取業者を紹介します。

ここで紹介している2社は無料相談・査定が可能でありながら、対応・買取価格も優れているので、気になる場合はとりあえず相談してみることをおすすめします

  1. 骨董品買取福ちゃん

    【福ちゃん】骨董品買取データ早見表

    • 骨董品の買取価格
    • スタッフの対応
    • 業者としての信頼性
    • 口コミ・評判

    茶道具買取でもおすすめの買取業者は「福ちゃん」です。

    福ちゃんは骨董品買取でも総合的に買取価格が良いとおすすめした買取業者ですが、茶道具の買取では最も買取価格の高かった優れているおすすめ業者です

    そして、買取福ちゃんは総合買取業者としても優れているので、茶道具以外の骨董品や品物を買取して欲しいという場合にもおすすめです!

    遺品丸ごとパックなど福ちゃん独自のサービスも現在は展開していて、茶道具の買取から幅白い品物の買取でも必ず相談しておきたい一社です!

    質の高いスタッフ対応はとても初めての方でも安心してサービスを利用できますよ。

  2. 日晃堂

    【日晃堂】骨董品買取データ早見表

    • 骨董品の買取価格
    • スタッフの対応
    • 業者としての信頼性
    • 口コミ・評判

    茶道具買取において次におすすめの業者は「日晃堂」です。

    日晃堂は茶道具に関しても専門的な知識を持つ査定員が多数在籍しており説明が非常に分かりやすいことが特徴です。

    専門知識も高く噛み砕いて解説してくれるので、とても丁寧で親切な買取業者と感じました。

    丁寧であるが故に問い合わせのレスポンスや対応速度は1位と比べると少々遅いのですが、通常の買取業者に比べればかなりスムーズで、茶道具の査定の質も良く十分魅力的な買取業者です。

    買取価格は茶道具買取業者の中でもかなり高額な方で、無名の品から作家ものまで茶道具であれば幅広く買い取ってくれます。

    査定の質やスタッフ対応も良く、茶道具買取が初めてで不安を感じる方にこそおすすめできる買取業者です。

茶道具の種類一覧

茶道具には様々な種類がありますが、実際に茶道を行う上での茶道具と骨董品買取業者が買取を行っている茶道具は若干異なるそうです。

その時の話やネットでの情報を基に、買取業者が茶道具買取において扱っている茶道具の種類を参考までに紹介します。

茶碗

茶碗

茶碗といえば、茶道において「茶を点て・茶を飲む」という代表的な茶道具です。茶碗にも、和物・唐物や窯の違いなど、種類が様々ありますが、茶碗の買取価格や価値は作家物かどうかで大きく左右されます。作家物の茶碗の正確な買取相場を紹介するのは難しいので、古そうな茶碗や箱付きの茶碗があれば買取業者に相談しましょう。

鉄瓶

鉄瓶

鉄瓶はお湯を沸かすための鋳鉄製のやかんのような形をした茶道具で、茶道具の買取をしている業者は鉄瓶買取もしています。有名な鉄瓶でいうと南部鉄器という岩手の方で作られた鉄瓶ですが、価値のある鉄瓶は職人によって作られたいわゆる作家物の鉄瓶や龍文堂といった有名な鉄瓶屋で作られた鉄瓶です。鉄瓶は蓋の裏に銘が入っていれば上記のような高い鉄瓶の可能性があります。

銀瓶・金瓶

銀瓶・金瓶

鉄瓶の素材を金にしたものが”金瓶”、銀にしたものが”銀瓶”です。茶道において鉄瓶と同様に使用されることもありますが、基本的に金瓶も銀瓶も嗜好品としての意味合いが強くなります。ですので、茶道における茶道具と呼べるかは微妙ですが、茶道具を買取している業者は金瓶・銀瓶の買取も行っています。金瓶・銀瓶は非常に価値が高いので、買取ではかなりの相場が期待できます!

茶器(棗)

茶器(棗)

茶器は抹茶などの茶入れの総称であり、濃茶器・薄茶器など種類は様々ですが、現在では茶器は薄茶器の「棗」の事を指すことが多い茶道具で、茶器(棗)買取も茶道具を買取している業者なら必ず行っています。茶器買取は棗が多いだけで、茶壷や茶筒、茶入れなどでも買取してもらえ、有名な作家による作品の価値は高いので、見つけ次第茶道具の買取業者に相談するとよいでしょう。

茶入

茶入

茶入は、上記の棗と同様に抹茶を入れるための容器ですが、茶入は「濃茶」を入れるための「陶磁器製」の蓋付き小壺です。名のある陶芸家が手掛けた作品も多く、人間国宝の「三輪休和」や「金重陶陽」などが作った茶入もあり、作家物として評価されると高額な買取価格が付く場合も多いです。
ただ、必ずしも「作家物でないといけない」というわけではなく、例えば織田信長が所持した「初花」という茶入は、かつて中国で作られたものと推定されており、作者は不明です。

茶釜

茶釜

茶道においてお湯を沸かす為の釜を「茶釜」と言い、同様の用途でも煎茶道で使用されるものを「風炉」と呼びます。「釜を掛ける」事で茶会を催しを意味する事から、茶釜は茶道具の中でも特別な存在です。茶道具を買取している業者は茶釜を買取しています。茶釜は素材が主に鉄製であり作家物は高い価値がありますが、金や銀でつくられた茶釜も非常に高い価値があります。

香合

香合

香合とはお香を収納するための小さな容器の事です。茶道において香炉で香を焚く事がありますので、それ用の容器の事です。香合は非常に小さなものですが、作家物はもちろんの事、唐物(中国製)には非常に高いものもあり、また、日本古来の伝統工芸品も高く買取してくれます。茶道具の買取をしている業者なら香合買取もまず行っていますよ!

香炉

香炉

香炉は様々な環境で使用される為聞いたことがある方も多いかと思いますが、茶道においても香を焚くために使用される重要な茶道具です。茶道具の買取を行っている業者であれば香炉買取は必ず行っています。柿右衛門の香炉や有田焼の香炉など、有名な窯や作家の作品に価値がありますが、唐物(中国骨董品)である青磁の香炉など海外の香炉にも価値はあります。

花入(花瓶・花籠)

花入(花瓶・花籠)

花入(花瓶・花器・花籠)買取も茶道具買取業者なら買取を行っています。花入は陶器製から竹ひごを編んで作られたものまで様々ありますが、有名な作家のものであれば非常に価値の高い花入があります。私は無価値そうな「花籠」の買取でかなりの値段がついて驚きました。花入は価値があるように見えないものも多いので、古そうな花入は茶道具の買取業者に相談するとよいです。

火鉢

火鉢

火鉢は茶道の際にも「瓶掛」などの小型のものが使われるのですが、昭和初期頃までは一般的に使われていた暖房器具でしたので、茶道をやっていないお家からも古い火鉢が見つかるケースが多いです。エアコンやストーブなどの普及によって使われなくなった火鉢ですが、現在は骨董品として需要があり、何万円という価格で取引される物も多いです。

茶道具を見つけて悩んでいるのであれば

茶道具を見つけて悩んでいるのであれば

「茶道具を見つけてどうしよう・・・」そう考えられているのであれば、上記でも紹介しているおすすめ買取業者にとりあえず相談することをおすすめします。

茶道具は例え作家情報が分かったとしても、”贋作かどうか”、”作風による買取相場の違い”、”現時点での取引相場”など、専門家でなければ正確な価値や取引相場は絶対に分からないからです。

それに、何もわからず茶道具を処分するのはもったいないので、無料で相談できる専門家である買取業者に相談して、そこで「価値はない!」ときっちり断定されてから処分を検討する方が絶対に良いです!

買取業者に査定依頼するのは電話一本で手軽かつ無料でできるので、気になる茶道具に悩んでいるのであればまずはおすすめ買取業者である福ちゃんに相談してみましょう。

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