勲章の製品ってなんでも買取してもらえるの?
勲章とは”栄誉を称えるために贈られる章飾”の事ですが、世界各国で授与されているので種類が非常に多く、勲章専門にコレクションされている方もいます。
勲章は流通量も多く、サイズも手ごろという事もあるので、遺品整理や実家の掃除の際に物置の奥から勲章が見つかる可能性は十分にありますが、実際に勲章は売れるのかどうか気になりませんか?
結論から言うと、勲章を売る事は可能で、高ければ30万円を超える高価買取も期待できるほどです!
ですので、箱にしまわれた勲章などを見つけた際にはすぐに処分するのではなく、価値のある勲章かどうかをまずは判断することが大切です。
勲章の価値・買取価格を調べるのは「福ちゃん」や「日晃堂」で無料WEB査定のサービスを利用することで簡単に行う事ができます。
まずは勲章がいくら位で売れるのか買取事例を紹介し、その後勲章のおすすめ買取業者も紹介していきます。
勲章の買取実価格一覧表
画像 / 品名 | 種類 | 買取相場 |
---|---|---|
勲二等 旭日章 |
旭日章 | 120000円 | 150000円 |
勲四等 旭日章 |
旭日章 | 5000円 | 10000円 |
勲一等 瑞宝章 |
瑞宝章 | 170000円 | 200000円 |
功三級 金鵄勲章 |
金鵄勲章 | 230000円 | 250000円 |
4種類の勲章の買取価格相場をご紹介しましたが、勲章よっては十分に高価買取が期待できることは分かるかと思います。
高くなる傾向にある勲章を見分けるポイントがいくつかありますので、続けて紹介していきます
高く売れる勲章の特徴
高く売れる勲章の特徴は、まとめて紹介します。
- 等級
- 付属品の揃い状況
勲章の価値を判断する為に最も重要な目安となるのは「等級」です。
日本でいうと「大勲位」~「八等」まで勲章の等級は分けられていますが、等級の高さが単純に価値と比例しています。
そして、勲章の等級を判断する方法は主に二つ、「1.勲章のデザイン」か「2.付属品」です。
勲章は種類や等級によってデザインがきちんと分かれていますので、古美術品の中では比較的見分けやすくなっています。
ただし、勲章について詳しくなければ見た目からの判断が難しいので、勲章の付属品を確認しましょう。
勲章の付属品とは主に「勲記」「綬」「箱」「略章」の4種を指しますが、「箱」の表面には等級と勲章の種類が記載されています。
ただし、海外の勲章となると等級の確認も難しくなりますし、等級が分かっても状態や付属品の状態によっても価値や買取相場が異なってきます。
ですので、勲章の価値を正確に知りたい場合は買取業者へ査定依頼をする事をおすすめします。
無料相談・無料査定サービスを行っているおすすめの買取業者は次の通りです!
勲章の買取でおすすめの買取業者はこちら!
当サイトでおすすめしている勲章買取業者を紹介します。
ここで紹介している2社は無料相談・査定が可能でありながら、対応・買取価格も優れているので、気になる場合はとりあえず相談してみることをおすすめします
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日晃堂
勲章買取におけるおすすめランキング1位は「日晃堂」です。
私が過去に売った勲章は日本のものばかりだったので、査定自体はそこまで難しくは無かった事もあり、大きく買取価格に差がついたわけではありませんでした。
ですが、日晃堂は骨董品買取において高水準な買取業者ですので、勲章の買取においては最も高い買取価格を提示してもらえました。
日晃堂の強みはやはり「鑑定力」ですので、鑑定が難しくなる海外の勲章の買取をお願いしたいのであれば買取価格は大きな差がでると思います。
勲章買取を検討している方は日晃堂が非常におすすめです! -
骨董品買取福ちゃん
日晃堂に次いで勲章の買取で高い買取価格を提示してくれたのが「買取福ちゃん」です。
買取福ちゃんは様々な品物を買取総合買取業者ですが、骨董品は特に力を入れているジャンルで、専門店よりも優れていると言えます。
勲章の買取では、日晃堂と大きな価格差は出なかったことから、タイミング次第では福ちゃんの方が高く勲章を買取してくれるかもしれません。
その為、少しでも勲章を高く売るのであれば福ちゃんと日晃堂で相見積もりをとるのもおすすめですね。
もしも骨董品含めた様々な品物の買取を検討している場合は、総合買取業者である福ちゃんがイチオシですよ!
勲章の種類一覧
勲章製品には様々な種類があり、勲章の種類ごとに授与される目的が異なってきますので、まとめてご紹介します。(ここでは日本で授与されていた勲章について全種類ご紹介しています。)
大勲位菊花章
大勲位菊花章とは日本における最高位の勲章で、「大勲位菊花章頸飾」と「大勲位菊花大綬章」の2種類あります。しかし、大勲位菊花章はここ20年で授与された例がなく、「有栖川宮威仁親王」や「明治天皇」といった方に授与されるような勲章ですので取引事例も見つかりませんでした。万が一見つかれば、当サイトでは予想できない程の価値ですので、専門家に相談することをおすすめします。
桐花章(とうかしょう)
桐花章とは勲一等に部類される勲章で、「旭日大綬章又は瑞宝大綬章を授与されるべき功労より優れた功労のある方」
(※内閣府ホームページより引用)に授与される勲章です。
上記の「旭日大綬章」と「瑞宝大綬章」も同じく「勲一等」に部類される勲章ですが、実質は桐花章の方がランクの高い勲章となっています。
授与される条件が厳しい事から市場にはほとんど流通しない勲章な為、買取事例や取引事例は非常に少ないですが100万円以上の買取価格が期待できる勲章です。
旭日章(きょくじつしょう)
旭日章とは日本で最初に授与されることになった勲章で、「功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方」
(※内閣府ホームページより引用)に授与される勲章です。
勲一等から勲八等までの8等級に分類されていますが、2003年(平成15年)年に7等と8等は廃止された事で、現在は勲一等から勲六等の6等級に分類されています。
瑞宝章(ずいほうしょう)
旭日章とは「公務等に長年にわたり従事し、成績を挙げた方」
(※内閣府ホームページより引用)に授与される勲章です。
旭日章と同様に勲一等から勲八等までの8等級に分類されていましたが、2003年(平成15年)年に7等と8等は廃止された事で、現在は勲一等から勲六等の6等級に分類されています。
金鵄勲章(きんしくんしょう)
金鵄勲章はかつて存在した日本の勲章で、「神武天皇即位2550年を記念して武功抜群の軍人を対象として創設された金鵄勲章」
(※国立国会図書館ホームページより引用)とされています。
要は、優れた戦績を挙げた陸海軍の軍人(軍属)に授与された勲章で、1級~7級までの等級で授与されていました。
ですが、1947年(昭和22年)には日本国憲法の施行に伴い廃止されてしまいましたが、この事から現在も継続して授与されている「旭日章」「瑞宝章」よりも高い価値をもつ勲章となっています。
宝冠章(ほうかんしょう)
宝冠章とは日本の勲章の一種で、女性に限定して授与されている勲章です。
旭日章といった日本における有名な勲章は男性に対してのみ授与されていた事から、女性専用の勲章として授与されることになりましたが、2003年には前述の勲章が女性に対しても授与されることとなったので、現在では更に限定された条件で運用されています。
旭日章と同様に勲一等から勲八等までの8等級に分類されていましたが、2003年(平成15年)年に7等と8等は廃止された事で、現在は勲一等から勲六等の6等級に分類されています。
文化勲章
文化勲章とは「文化の発達に関し特に顕著な功績のある方」
(※内閣府ホームページより引用)とされています。
他の勲章とは異なり一種類の等級でしか運用されていませんが、勲一等として運用されているので勲章の中でも価値は最高クラスとなっています。
海外勲章
「イギリス」「フランス」「アメリカ」「ロシア」「ドイツ」などなど、世界各国で功績を称える目的として勲章は授与されています。
日本同様に各国の勲章にも等級が存在し、等級が高いほど希少性も高くなり、価値も高くなる傾向にあります。
ただし、日本の勲章と比べて鑑定や査定が難しくなっているので、海外勲章については専門家に相談することをおすすめします。
勲章を買い叩かれない為に
日本の勲章の買取価格は業者によって大きく変わりづらいとされていますが、それはあくまでも優れた骨董品買取業者の場合です。
骨董品や古美術品は価値が曖昧なのをいいことに無料同然で買い叩こうとする悪質な買取業者は存在します。
そして、海外の勲章を買取依頼する場合、査定・鑑定が難しくなるので、買取業者の選択次第で買取価格は大きく変わる事になります。
ですので、勲章の買取を依頼する場合もきちんと買取業者を選択することが大切です!
当サイトで紹介している骨董品・古美術品のおすすめ買取業者であれば、そういった買い叩かれるような心配もないので、勲章買取の際にも間違いなくおすすめです!
もしも、自身で色々な骨董品買取業者を探す場合は、一切鑑定・査定もできないのに「骨董品に力を入れている買取業者です!」と記載しているような業者もいますので、きちんと情報を収集した上で見極めるようにすることをおすすめします!