処分予定のこけしが売れるかも知れません。買取相場や価値、価値のあるこけしの特徴など

こけしの買取相場やおすすめ買取業者を紹介します。

「実家に古いこけしのコレクションがあって、処分しようか迷っている」「古いこけしって売れるのかな?」

こけしとは東北地方の土産物として発展した木製の人形で、丸い頭と円柱形の胴のみのシンプルな形をしています。

こけしに興味がない方にとっては信じられないかも知れませんが、実は古いこけしの中には非常に価値が高いものがあり、1点で100万円以上の値段が付くものも多く存在しますので、価値を確認せずに処分してしまうと損する恐れもあります。

まずは、こけし1点あたりがどれだけ高額で取引されているのかの参考情報として、過去10年間でヤフオクで落札されたこけしの情報TOP3を紹介していきます。

こけしの落札価格TOP3

画像 / 品名 落札日 / 入札件数 落札価格
肘折系こけし 奥山運七 高さ32cm

肘折系こけし 奥山運七 高さ32cm

2014年10月3日 / 32件 3,001,000円
肘折系こけし 奥山運七 高さ25cm

肘折系こけし 奥山運七 高さ25cm

2015年7月31日 / 35件 2,223,222円
土湯系こけし 佐久間浅之助 高さ17.5cm

土湯系こけし 佐久間浅之助 高さ17.5cm

2014年10月4日 / 35件 2,001,000円

こけしは価値の高いものは非常に高額で取引されていて、1位の古いこけしになると、なんと1点300万円以上もの高額で取引されていますし、2位・3位に至っても200万円以上で取引されています。

上位100件の平均落札価格も”713,569円”となっていて、こうした取引事例からも、高い価値を持つこけしは非常に高額で売れるということが覗えるかと思います。

さすがにここまで高額で売れるこけしになるとは稀ではありますが、例えば数万円~数十万円の買取価格が付くようなこけしなら、普通のお家に眠っている可能性も十分に考えられます

では、続けてこけしの買取価格が一体いくら位になるのかも続けて紹介していきます。

その後、こうした古い骨董品の買取に強く、こけしの高価買取も期待できるおすすめ買取業者も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

こけしの買取価格一覧表

画像 / 品名 種類 買取相場
津軽系こけし

津軽系こけし

盛秀太郎 800000円
| 
1000000円
鳴子系こけし

鳴子系こけし

大沼岩蔵 350000円
| 
400000円
創作こけし

創作こけし

関口三作 15000円
| 
50000円

高い買取価格が付くこけしの特徴としては、基本的に「作家物」であることがほとんどです。

こけしは作家銘や署名がないものも多く、特に作家物かどうかが判断しにくい品物です。そのため、昔から家にあった詳細不明のこけしでも、プロの査定を受けた結果、作家物だと判明する可能性も十分にあります。

ですが、こけしを見て制作時代を特定したり、誰々の作品だと判断するには専門的な鑑定眼が必要ですので、素人が価値を判断するのは非常に難しいです。

特に作家物のこけしを見極めるのは非常に難しく、「昔に活躍していた有名作家のこけしを現代作家が復元する」ような複雑なケースもあります。

そのため、価値が気になるこけしがあれば、一度は専門家の査定を受け、価値をはっきりさせておくことをおすすめします!

そもそも「こけし」とはどういうもの?

ここでは「こけし」はどんなものかを詳しく紹介していきます。

こけしとは東北地方の土産物として作られた、ろくろ挽きの木製人形です。丸い頭と円柱形の胴だけのシンプルな形状ですが、作られる地域や作家によって少しずつ特徴が異なり、種類としては「土湯系・弥治郎系・遠刈田系・鳴子系・山形作並系・蔵王系・肘折系・木地山系・南部系・津軽系」の10の系統に分けられます。

こけしは古くから東北地方の温泉地の土産物として作られてきましたが、大正時代に入るとキューピー人形などの新しい玩具に押されて衰退し、伴ってこけし職人も減ってしまいます。ですが、こけし収集を趣味とする人たちに支えられ、鑑賞用の芸術品・趣味品として長らえてきた歴史があります。

その勢いを後押ししたのが「こけし這子のはなし(1928年)」という本で、この出版をきっかけにこけしブームが起こりました。

こけし這子のはなしは、こけし収集を趣味とする研究家「天江富弥」が執筆した本で、日本初めてのこけしの文献として扱われます。この本によって全国的にこけし人気が広まり、かつては東北土産のひとつに過ぎなかったこけしが、このブームによって全国的に有名な民芸品・芸術品として扱われるようになりました。

その後も第二・第三と定期的なこけしブームが起こり、熱心な収集家の情熱にも助けられ、こけし文化は現代にも受け継がれています。

こけし買取でおすすめの骨董品買取業者なら!

こけしの買取ならば、やはり人形関連の骨董品に強い買取業者へ依頼するのがスムーズです。

当サイトでこけし買取おすすめ業者として紹介しているのは、次の「買取福ちゃん」です!

買取福ちゃんの情報まとめ

骨董品買取福ちゃん
URL https://www.fuku-chan.jp/
買取方法 店頭買取 ⁄ 宅配買取 ⁄ 出張買取
買取依頼の費用 完全無料
対応地域 全国対応(一部宅配のみ)
傷や汚れの状況 汚れていても買取可
受付時間 24時間受付

「買取福ちゃん」とは中尾彬夫妻が広告塔を務める大手の総合買取業者で、近年では着物買取のテレビCMでも話題になりました。

福ちゃんでは着物や食器など数多くの品物を買取できますが、特に骨董品の買取にも力を入れていることでも有名で、専門の査定員が多数在籍しているため幅広いジャンルでの買取が可能です。

また、リサイクルショップではなく、あくまで「骨董品の価値をベースに査定・買取」してくれる買取業者ですので、買取価格が高額に上る例も多く掲載されています。

例えば掛け軸1本に30万円、花瓶1点に40万円もの買取価格が付いた実績があり、「これは良い骨董品だから、きちんと価値が分かる業者に見てほしい」とお考えの方にもおすすめです。

福ちゃんでは、全国無料の出張買取・宅配買取を展開しているため地域問わずに利用できますし、公式で無料相談や無料WEB査定サービスも行っていると明言していますので、「まずは相談だけしたい」という場合でも完全無料で対応してもらう事ができます。

「価値が分からないこけしがあるけど、それだけで相談するのは少し気が引ける…」という方でも福ちゃんなら安心して依頼できますし、もちろん気軽な相談から査定・買取に至るまで費用は全て無料です。

また、こけしや人形以外にもいろいろな骨董品をまとめて売りたいと考えている方は、当サイトで紹介している骨董品全般の総合的なおすすめ買取業者ランキングも参考にしてください。

おすすめ骨董品買取業者早見表

業者名 1位:福ちゃん 2位:日晃堂 3位:バイセル 買取プレミアム 本郷美術
買取価格 ★7.5 ★8.0 ★6.5 ★6.5 ★6.5
スタッフ対応 ★8.0 ★8.0 ★7.0 ★7.0 ★6.5
業者の信頼性 ★8.0 ★7.0 ★8.0 ★6.5 ★7.0
口コミ・評判 ★8.0 ★7.0 ★7.0 ★7.0 ★6.5
合計点数 ★31.5 ★30 ★28.5 ★27 ★26.5
対応エリア 全国対応 全国対応 全国対応 全国対応 全国対応
公式サイト 福ちゃん 日晃堂 バイセル 買取プレミアム 本郷美術

「骨董品買取にも特化している総合買取業者」かつ「買取実績600万点以上の大手」という事もあり、総合的な骨董品買取においても福ちゃんが安定しておすすめです。

こちらの詳細や各骨董品買取業者について詳しくは次のページで紹介しています。

処分予定のこけしに価値が付く可能性もあります

処分予定のこけしに価値が付く可能性もあります

「飾っていない古いこけしを処分したい…」「こけしって価値があるのかな?」

こけしの中には非常に価値が高いものがあり、骨董品・美術品として高額で取引されるこけしも数多く存在します。

もちろん、高く売れるこけしかどうかは品物によりますが、価値が高いこけしだったのに知らずに処分してしまっては非常にもったいない話です。

また、仮に売れないこけしだったとしても、「もしかして価値があるものかも」と悩み続けるより、専門家から「骨董品としての価値はありません」ときちんと明言されてから処分を考え始めたほうが、きっと有意義な選択が出来るはずです。

価値が気になるこけしがあれば、まずは福ちゃんなどの骨董品買取業者へ無料相談してみることをおすすめします!

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