象牙の製品ってなんでも買取してもらえるの?
「棚に象牙の麻雀牌があったけど、これも高く売れるのかな?」
象牙製品は骨董品買取でも頻繁に取引されていますが、牙の置物から彫刻、アクセサリや印鑑、麻雀牌など、象牙製品と一言でいえども種類は多岐わたります。
象牙は高級品として扱われていますが、どんな象牙でも高く売れるのか気になりませんか?
答えを先にいうと、基本的に象牙製品は全て高く売れます!
昔から象牙は高級素材ですので、象牙でできているのもは通常の品物と比べて非常に値段が高くなるので、ごみとして処分せず必ず買取から検討すべきです!
象牙製品の買取価格を調べるなら「福ちゃん」や「日晃堂」といった、無料WEB査定サービスを行っている買取業者に相談すれば簡単に判明します。
では、象牙製品がどれほど高く売れるのか、様々な象牙の種類をピックアップしながら買取事例を紹介していきます。
象牙の買取実価格一覧表
画像 / 品名 | 種類 | 買取相場 |
---|---|---|
象牙の牙(約6.5kg) |
全形を保持した牙 | 80000円 | 100000円 |
象牙製鬼の根付 |
根付 | 80000円 | 100000円 |
象牙龍彫親子獅子香炉 |
茶道具 | 100000円 | 120000円 |
象牙製五重の塔彫刻 |
置物 | 120000円 | 150000円 |
象牙製ネックレス |
アクセサリー | 3000円 | 5000円 |
象牙製麻雀牌 |
嗜好品 | 200000円 | 250000円 |
6種類の象牙の買取価格相場をご紹介しましたが、全体的に買取相場は高い事が分かるかと思います。
象牙は高価な素材ですので、象牙製品が見つかった場合は基本的に高価買取が期待できるのです。
ですが、象牙製品にも高くなる傾向にある特徴はいくつか存在しますので、高く売れる象牙製品の特長を紹介します。
高く売れる象牙製品の特徴
象牙製品は茶道具や嗜好品といった種類の違いで買取相場が大きく変わる事は基本的にありません。
ですが、高く売れる象牙製品には4つの特徴がありますので、まとめて紹介します。
- 重量(サイズ)が大きい
- 作品に落款(サイン)がある
- 彫りが精密な作品
- ※一部に象牙が使用された品物
象牙の買取価格は主に「重量」「作品の品質」「状態」の3点を確認した上で、市場価格を考慮して算出されるので、上記にどれだけ該当するかで買取相場が高そうかどうかを判断できるのです。
中でも、サイズが大きければ高級素材が多く使用されていることにつながるので、作家物であっても大きければ単純に高くなります。
そのため、象牙のアクセサリーはサイズが小さく、細工・加工が少ない品が多い事から、買取価格も低くなりやすい傾向にあるといえます。
そして、例外的な要素として「4つめの一部に象牙が使用された品物」というものがあります。
「鉄瓶の摘み部分」や「掛け軸の軸部分」など、他の骨董品・古美術品の一部に象牙が使用されていることがあります。
こういった一部に高級素材を使用されている作品は、作品自体の質が高い事が多い為、象牙の価値というより骨董品・古美術品として高価買取が期待できるのです。
もしも、手元に象牙製品をお持ちであれば、象牙の相場は年々現象傾向にあるので、相場が下がりきる前に買取依頼をされる事をおすすめします。
無料相談・無料査定サービスを行っている買取業者であれば、まずは相談から気軽にできるのでおすすめですよ!
象牙の買取でおすすめの買取業者はこちら!
当サイトでおすすめしている象牙買取業者を紹介します。
ここで紹介している2社は無料相談・査定が可能でありながら、対応・買取価格も優れているので、気になる場合はとりあえず相談してみることをおすすめします
-
骨董品買取福ちゃん
象牙買取におけるランキング1位の買取業者というと「骨董品買取福ちゃん」です。
象牙の根付とアクセサリを依頼したところ、次点でおすすめの日晃堂と買取価格自体は変わりませんでした。
そのため、骨董品買取の専門性が高い総合買取業者という大きな利点を持つ、福ちゃんをおすすめしました。
福ちゃんはスタッフの質も買取価格も高水準な買取業者ですので、象牙製品含めた様々なアンティーク品の買取依頼であれば福ちゃんに依頼すれば間違いありません! -
日晃堂
象牙の買取でのおすすめランキング二位は「日晃堂」です。
上記でも紹介した通り、私の時の象牙の買取相場においては日晃堂と福ちゃんで大きな違いはありませんでした。
ただ、日晃堂は骨董品買取専門店として高水準の業者ですので、彫刻などアンティーク品の側面が強い象牙製品やタイミング次第であれば場合によっては福ちゃんより高い買取価格になる可能性もあります
そのため、象牙買取を検討している方は日晃堂と福ちゃんで相見積もりを取るのが非常におすすめです!
象牙の種類一覧
象牙製品には様々な形状・種類がありますので、まとめて紹介していきます。
こちらで紹介している象牙に関しては全て骨董品買取業者で買取してもらう事が可能です!
牙(全形を保持した象牙)
象牙といって一番最初にイメージされるのが、牙の形をした象牙です。こちらは、象牙全体の形を有していることから【全形を保持した象牙】と呼ばれ、【全形を保持した象牙】は買取依頼・売却といった取引には登録証が必須です。
そして、全形を保持した象牙の買取価格は「重量×kg相場」と金取引と同様に算出され、重量が重いほど1kgに対する相場は高くなります。ざっくり参考価格をだすと2020年においては、重量に応じて、1kgあたり7000円~18000円位で回織相場は推移しています。
根付
根付とは留め具の一種で、紐を通した巾着などを帯などに引っ掛ける用途で使用されました。
現在ではポケットつきの洋服やカバンの存在から根付は全く使用されていませんが、和服中心の昔には非常に重要な小物であり、ワンポイントのファッションアイテムでもあったので様々な形状・素材の根付が流通していました。
象牙を素材とした根付は最高級品の一つで大変人気が高かった事もあり、現在も象牙の根付は取引数が多くなっています。
茶道具
主に使用目的よりも観賞目的として意外と象牙を使用した茶道具は多く、「香炉」や「香合」、「花入れ」や「茶杓」など象牙のみを素材として作られた作品も多く作られていました。
象牙の茶道具は基本的には「サイズが大きい」か「作家作品」かによって買取価格が高くなる傾向にありますが、意外と「鉄瓶の摘み」など一部に象牙が使用されている茶道具には高価買取が期待できます!
置物
象牙の彫刻の形状は様々で、動物を模したものから牙の形に彫りを施したもの、小さな根付のような彫刻まで様々です。
その中でも高い買取価格が期待できる象牙の置物は、「サイズが大きい」「作家の作品(在銘)」「彫が非常に精巧か」の3点に該当するかである程度判断可能です。
アクセサリー
象牙のアクセサリには「ネックレス」「ピアス」「ブローチ」「帯留め」「バングル」などの種類があります。
宝石のようにグレードの違いが”象牙のアクセサリー”にはないため、買取価格に関しては基本的にサイズが大きいかどうかが基準となります。単純に高級素材である象牙の使用量が多ければ、価値も高くなるという事です。
嗜好品
象牙の嗜好品とは聞きなれないかもしれませんが、ビリヤードの玉や麻雀牌、煙管など娯楽に関連した象牙製品の事を指します。
昔のお金持ちがステータスの為に象牙を使用した嗜好品を作らせたり収集していたものが現在でも残っており、状態にもよりますが全体的に品物によってはかなり高い価格で取り引きされています。
印材(印鑑)
高級な印鑑と聞けば多くの方が「象牙の印鑑」を想像すると思いますが、象牙の印鑑の基となる印材も買取してもらえます。
印鑑の材料なのでサイズは限られていますが、「芯持ち」や「横目芯持ち」など象牙の種類によって価値は変わります。
また、印材よりも価値は劣りますが、象牙の印鑑も買取してもらう事は可能です。
天球(多層球)
「天球(多層球)」とは象牙の玉の中に何層にもわたり回転できる球を作って完成させる作品です。
中国の広東省の伝統工芸品として知られ、球のサイズが大きいほど層も多くなる天球は、50層ともなると親子2台でようやく完成させるような作品で、その価値は国宝クラスといわれています。
層が多いほど非常に手間のかかる作品ですので、サイズが大きいほど価値・買取価格も大きくなる傾向にあります。
象牙を高く安心に売る為には
素材自体がとても高価な象牙製品は、買取においても高く売る事ができるお宝古美術品ともいえるでしょう。
ですが、高価な品物だからこそたくさんの贋作も流通していて、それを利用して安く買い叩くような悪質な買取業者も存在します。
本来なら10万円で売れる象牙の置物を、「質の良い贋作」と適当に言われて100円で買取されるのは絶対に避けたいですよね?
だからこそ、象牙を高く安心売る為には優良ともいえる骨董品・古美術品の買取業者を選定して、依頼することが重要になります
私自身の経験上からも、当サイトでおすすめしている「福ちゃん」や「日晃堂」ならば、間違いなく象牙を高く安心に売れるでしょう。
もしも、これから象牙買取を検討しているのであれば、まずはこの2社に無料相談から問い合わせてみる事をおすすめします。